ほしいのは愛情ではない

ほしいのは愛情ではない
関西風のうどんに、九条ねぎがつくと、なんだか絵に描いたシャボン玉みたいだと思った。


鏡リュウジが、日本人の著者としては初めて、誕生日ごとの占い大全をまとめたときいたので、本屋で探したよ。

私の誕生日はいつも言われるようなことで埋められ、そうかなと読んだ。

ある人の誕生日を読んでみた。
その人は、人からどんな愛情を傾けられても、自分が好きな相手でなければまったくいらないんだって。

そんなにも、わかりやすく、いらないんだ。

いや、もう、それなら。

わかりあうとか相手の身になるとか、無理に決まっていますね、とすら思いました。


人間関係では、友達くらいがちょうどいい。

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古いシルクハットから出た話

チェコ語で書いたユダヤ人の作家アヴィグドル・ダガンの翻訳が出ましたよ。
このシルクハット、日本橋高島屋で買ったものだというから、「へーー」である。
世界をめぐったチェコ人の話はおもしろい。日本語で読めるのであれば、ぜひ広く読まれてほしい。
ふつうのチェコ人の話もおもしろいけれど。

この本が手元に届いたあと、チェコ旅行に出たのだが、最後の一日をどう過ごすか考えて
駅の窓口でフラデッツ・クラーロヴェーと伝えた。

別に行く予定も、目的地の候補にも入ってなかったのに、不思議だなと思いながら列車に乗っていた。
帰ってきて、この本をみたら、ダガンの生まれた街がフラデッツ・クラーロヴェーだった。

エルベ川のきれいな街でした。

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空想する

空想する
亀山先生の本領発揮。

あとがきに代えて、が「余熱の書」という名前。
書き出しも、亀山ロマン全開だ。


買ってしまった。

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MOLESKIN city notebook

という手帳を買いました。
MOLESKIN city notebook

お手製の旅日記用冊子という風情で、プラハバージョンがあったのです。

ふつうの手帳が欲しかったのですが、プラハの地図がなんかの転用ではなく、シンプルできれいだったので、つい買ってしまいました。

MOLESKIN city notebook
MOLESKIN city notebook

たぶんショップリスト、レストランリストなど、旅情報を書くべきページがあるのですが。

どうやって使おうかしら。

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カラマーゾフの兄弟

亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』異例のベストセラーですよ。


これは困った。すごく私が自慢してしまう。先生のゼミで卒論書いた。

そのころ、亀山先生といえば、ロシア・アヴァンギャルド一色であった。
ゼミも相当おもしろかったが、亀山先生の「ロシア・アヴァンギャルド」という単語はなんとなくおもしろ半分というか、気どっている感じで、本質のわからない二十歳前後の私たちにはただの変わった称号にすぎなかった。
私が「チェコ・アヴァンギャルド」を卒論にといったのも、先生の鶴の一声であったし、なんとなくそうしておけばいいんだろうという気持ちであった。私もそのへんな称号のチェコ版を冠したかったのだ。

そのころ、亀山先生はNHKのロシア語講座に出ていて、アクセントのない栃木なまりで解説をしていた。テレビに出るようになって、少しはまともな格好をするようになったとかいっていた。
長身で、ぷっくりとした手で、先輩は「亀山先生の手がおいしそう」とよく言っていた。

先生のロシア・アヴァンギャルドはその後、スターリン時代の文学へと研究対象が移っていく。
私は卒業してしまったのでなぜそちらへ傾いていったのかはわからなかったが、しばらくして先生の著書は大佛次郎賞をとる。

さらにしばらくして、しばらくして、妙に活発になる先生のウェブサイトとブログ。カフェ・マヤコフスキーがオープンしていた。
亀山先生のロシア・アヴァンギャルドの代名詞といってもいい詩人の名のついたブログ。
ドストエフスキーを訳しているのはそのなかで知っていた。

そして、ブログであいかわらずな幻想的な日記をつづるのをうれしく読んだ。

最近、亀山先生の講演があると行けるだけ足を運んでいた。
いまでも、私が学生のころ聞いた話が繰り返されることがあった。
そのおもな部分が、ドストエフスキーとカルトの話だった。

ドストエフスキーは古典であり、ロシア文学であり、世界文学であり、当然いくらでも解説されてしかるべきだが、同様に繰り返されたのが「鞭身派」の話であった。
私がはじめて聞いたときはまだオウム真理教による地下鉄サリン事件が記憶に新しいころで、ロシアの片隅にあったであろう、カルトの解説と先生のなかにあるの関心にぞくぞくしたのを覚えている。

今年、先生のなかでカラマーゾフの兄弟とロシアのカルトの結びつきはより濃密で鮮明になって解説されていた。
「去勢派」というカルトがさらに謎を解明する手がかりになっている、しかもとても大きなキーワードであることがうっすらほのめかされていた。
こわい、ドストエフスキー。だからスターリンか! アヴァンギャルドか! アレクサンドル2世ってそこか! 農奴解放ってそういうことなの? わわー。先生、どうしてそんなこと解明しちゃうの、きゃー。

そのあたりは秋頃に本となって出るようなことを言っていたので、楽しみに待ちたい、が、本当は先生の口から聞きたい。


亀山先生はほかの大学の先生の多くがそうであるように、ほんと悲しくなるくらいほったらかしで、当時心細くチェコ文学なんかに手を出した私はもう少しかまってほしいと思っていた。
が、失礼千万で書くけれど、先生にはなんとなく愛嬌があって、私は好きだった。
関心がもてないのはべつにしかたない。もてるようなテーマや見解を私たちは先生に示したらいいのだ。ああ、これじゃあペットに新しいえさを与えるみたいだが、そんなキャラクターであった。
つまらないものにはほんとうに愛想がないかわり、自分の興味のあるジャンルを語らせると並ぶものがいないほどの洞察力で、誰も行かないような真実にぐんぐん迫ってしまう。
講義中の先生を止めることができるものは誰一人いない。
自分で書いたレジュメすら、先生の語りの前ではただのメモ用紙になる。
事実を解明したいという素直でまっすぐな欲求と、どっかで自慢したほうがいいんじゃないかと思うほどの誰も追いつけない好奇心。

それをもって、新しいロシアの作家の生きた時代をときほぐしていく。
たぶんうれしくてたまらず、学生に聞いてほしそうにして、読み聞かせでもするかのように語っているのが先生の授業であったような気がしている。

なんとなくそれがある到達点まで至ったのが、今回の『カラマーゾフの兄弟』への評価となっているんじゃないかと思う。
だって読んでほしくてたまらないもんね、先生ね、とつい思ってしまう。
知識披瀝とか日本語へのプライドとかそんなのまったくなく、「だってこうしたほうが読みやすいでしょ」「だってこうしないと話がつながらないじゃない」「これはね、ださくなっちゃうの」と、ひたすら読むための翻訳執筆を続けた先生は、これ以上ないくらい立派だ。
出版社もよくがんばっていたことだろうと思う。

もう戻らないゼミの時間がなつかしい。
先生がちょこっとだけチェコの詩人を知っていたことがあった。
ヨゼフ・ホラ。
共産主義時代の化石のような詩人の名前だったんじゃないか。
ロシア語の文献で読んでいたようだ。そのため、先生が知っている名前は「ゴラ」だった。
「チェコの詩人でさ、ゴラっているよね、ゴラか、ゴーラか」
「……ホラ、じゃないかと思います」
「あっ、ホラか! ホラだね、そうか」
それくらいの接触しかおぼえていない。私は先生に何か覚えてもらえているようなことができただろうか、と思う。
先生のアンテナの高低を思うに、先生の記憶に残っているとしたら、私はまだまだ何かやれる気がするのだ。

私は勘がいいとか思ったことはないんですが、こうして先生のゼミに入っていったことは、えらく鋭い学生だったと思います。
まっすぐにカリキュラム上、私がやるべきことをやるべき場所でやろうとしたら先生の研究室がありました。やるべきことができたかはわかりませんが、いまだに先生のお仕事に励まされております。

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1989年

この本がおもしろそうだと思っています。
積ん読が減ったら買いたい一冊。

たぶん著者の吉田アミさんは、学年は私と同じで、
1989年という一年を似たような感覚で過ごしていたんじゃないかと思うのです。
それを文字に残してくれる人が出てきたことを、すごくうれしいと思うのです。

1989年。80年代最後の年、平成元年。昭和天皇、手塚治虫、松下幸之助……神々は死んだ。10年後に世界は終わるはずだった。携帯電話もインターネットもなかったあの頃。偏差値と管理教育といじめに脅かされる名古屋の中学1年生の日常なんて、退屈で貧弱で無価値で絶望的で、どうしようもなくノーフューチャーだったんだ!!!

この説明文だけで十分共感しますよ。名古屋じゃないけど。

そんで1989年は、チェコにとっても大きな転換点だったんだよなぁと思うのが今年だったりします。

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Pen「東欧のグラフィック」

Penという雑誌で、ひたすらグラフィックデザインをとりあげています。

チェコ人のヤン・ライリッヒさんのインタビューが心を打ちます。

世の中に何枚の絵が生まれていて、どれだけが人の目に触れるんだろう。
絵で人の心を動かすというのはどんなにむずかしいだろう。
だけど、グラフィックなら必ず人の役に立つ。

というようなことを書いていますが、本当にそうだと思います。

世の中に何冊の本が生まれていて、どれだけが人が読むんだろう。
本で人の心を動かすところまで行くのはどんなにむずかしいことか。
だけど、資料として情報としてなら必ず人の役に立つ。

と思いながら、私の書いている原稿がいよいよ本になるのに佳境に入っていってます。
「ここ欠けてますよ」と催促されながら、えっちらおっちら山を登っております。

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今年も一年ありがとう

今年も一年ありがとう

帰省して、本の追加を書いています。
まさかまさかと思いながら、実現まで着々と進んでいます。

編集者さんから言われて気になるところがあり、ちょっと不安だったので、お忙しい時期に心配でしたが、個人的に「何かまずかったら教えてください」と伝えた返事が、感動的でした。

本当に感動するものや心を動かす言葉は、笑顔や媚びのない冷めた視線から生まれてきます。
そこには追従も下心もない、嘘のない言葉が並ぶから。

今回もそうでした。

「はくめさんは物事の核心をついた文章が書けるということを言いたかったのです。
書くべきことを持っているということなのだと思います」

今年はいろいろあったけど、最後にたくさんの人が背中を押してくれたような気がしています。

帰省中に、校正赤字を出して、原稿に磨きをかけます。

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今日発売チェコ特集

今日発売チェコ特集

今日発売チェコ特集

本日発売の

フィガロジャポン

が2誌ともチェコを特集にしています。
「旅」のほうはプラハだけで何十ページとさいてあって、空前のボリューム。

「フィガロジャポン」はウィーンとセットですが、私のお気に入りテルチ、カルロビバリが出ています。

写真の大きさが違うのは携帯の機能のせいみたいです。
特に意味はないんです。

フィガロのほうに付録がついててわくわくしたけど、ただのカタログでした。
チェコと関係ないし。

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読みたいもの

最近、読みたいもの、読んでワクワクするものと出会ってないなあと思う。

チェコ語の「記号論」についての論文を読んだら、なんと内容にワクワク、ハラハラしたので、なぜ日本語では同じようなワクワクが感じられないんだろうと思った。

日本語の学術的文章は、あんまり具体的でないからかなあ。
理解したり共感したりする文章ってなかなかないんだなあ。

で、本屋さんに行ってみたくなる。

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言語の需要

キオスクで買ったダ・カーポを読んでいたら、「今、学んでお得な外国語は、中国語? やっぱり英語?」という記事が。

海外放送センターというところが昨年1〜3月に集計したデータである。

そのなかで、ヨーロッパ言語(英語は入ってない)の需要をみると、全6066件中、フランス語27、スペイン語11、ドイツ語6、イタリア語2、チェコ語2だそう。

え?

イタリアと並んでます。
本気で答えたのよね?
マイナーな言語なのに、大躍進ですなぁ。

記事にはイタリア語にコメントはあるけれど、チェコについて数字以上のことは言及されていない。
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MY MOLESKINE

関西の3つのお店の共同展の案内が来ました。
「OPEN HERE」の文字にひかれて開けると、そのなかにはゴム手袋が!
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世界各国のさまざまな分野のクリエイターさんの方々がモレスキンを使って
自分の世界を表現した『MY MOLESKINE』を展示しているのだそうです。

モレスキン、ってこのグローブかな。
それにしてもおしゃれな招待状ですね。
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イベントはこちら。
■3月4日〜4月2日
■会場:E~ma ビル B1Fアトリウムスペース(大阪)・恵文社一乗寺店(京都)・ブックファースト梅田店3F(大阪)

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記憶に残る本

いつからか本を読むのが苦痛になったが、むかしは図書館の借りた本の冊数ランキングで常に1、2を争うくらい本を読んでいた。
国語が得意だったのも、外国語を専攻したのも、小学生の時にいろんな日本語の文章に慣れていたからだろう。
慣れていると恐れなくなる。
それにくらべて、理科や数学の記号や数式の不気味さ。
馴染みがないと恐れ、深入りしたくなくなる。

土曜日に思い出したのだが、いちばん内容を覚えている本は、公民館で借りたダウン症の子をもつ親御さんの手記みたいな単行本だった。
私は9才くらいだった。タイトルも覚えていないし、感動したかというとそれもあやしいが、「人間の遺伝子は48本」「なにかのまちがいで47本になるとダウン症」という知識がついた。

いまにして思えば、とにかく興味のある分野の本ではなかった。
よくある手記の一つ、だったのかもしれない。
しかし、ブルドーザーのように本を片っ端から借り続けたあとに残ったのが、これだ。

その後、夏休みに新書サイズで『オズの魔法使い』を3日かかって読んだのが、私の読書への苦痛を芽生えさせたのではないかと思う。

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インタビュー受けました

「小四教育技術」という学校の先生向けの雑誌にわたしが載っています。

「グローバル・インタビュー」というコーナーで、チェコの話をしてます。おはずかしながら。


余談ですが、4月号の同じコーナーは宮本亜門さんです。
なにがびっくりかって、わたしと宮本亜門さんは誕生日が同じ1月4日です。

わたしでちゃんと記事になったか、何度見なおしても心配です。
めずらしく謙虚なわたし。
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Invitation11月号

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ぴあの映画専門誌「Invitation」に私の書いた原稿が載りましたよー。
シュヴァンクマイエル展のレビューです。
私の書いたのは短いんですけど、ほかの記事がすっごく充実していてこの雑誌すごいです。

ぜひお手にとってボリュームを感じていただきたいところです。
すごいよ、ほんとに。木村カエラもクドカンも奥田民生も横尾忠則ものってるから。

私の記事は142ページです。
文字数のなかではすごくシンプルにしかまとめられなかったけど、
監督と直接再会できてよかった、うれしかったです。

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今日買った本

ひさびさに地元の駅のまわりを歩いてました。
ハンガリー語の教科書を買おうかとしたけど、さすがに置いてなかったので、かわりに「えほん」(中島京子著)という本を買ってきました。

なんだか絵本は安らぎますね。
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フォトショでつくる

こんな本を買ってきました。
なんか最近、手作業が大好きです。

子どものころってこういう時間がたくさんあったきがします。
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喚起

表紙がチェコの日系企業分布図になっています。
大前研一著『東欧チャンス』。

チェコに日本の会社がすごい勢いで進出してたのは最近じゃないけど、一般に認知されるのは、こういう人があらためて本に書いてまとめてからなんだろう。

そう思うと本は重い存在だ。

ますます「東欧」の文字が惜しい。
なかを読むことにします。

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CUKR[ツックル]

h1創刊されたそうですよ。
CUKR[ツックル]編集日記

って私も編集部なわけですが。
たくさんの方にご購読を申し込んでいただいて、順次発送をしているところでございますよ。

あー。日本初のチェコ雑誌、というのが2005年に誕生したことを日本とチェコの歴史に刻んでください。
いや、みなさんの記憶に刻んでおいてください。

たぶん世界のなかではまだ小さいことですが、
1200部が家に届いたときは、なんてことをしたんだ!と感激でございました。
みるみる部屋がインクくさくなりました。

小さいところからのスタートですが、期待に応える力をもっていたり、引き寄せたりするのは
日本で何番目かに得意なCUKR編集部でありたいと思います。
ぜひご一読くださいませ。

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メキシコ音楽タコス

もう私がどんな大学で育っちゃったか方々でバレバレだとは思うのですが、
私は小さいころから本当に地球レベルでいろんなことに興味がありました。
無駄だろ、っていうくらい、世界史や地図帳をみていました。
読むのも外国文学ばっかり。老けた子どもです。

そんなだったので、学力と釣り合ってないと言われても、
それをものともしないで、「この大学に入りたい」と思う瞬間があったんだと思う。
で、入って楽しくってしょうがなかった。当時、大殺界のただなかにもかかわらず。

いつぞや、あるとき、
ノーベル文学賞を受賞するには賞の審査委員が読める言語で書かれていなければならない、
ということを知るのでした。
訳されていることも重要なんだけど、話し言葉でしか使われていない言語、文字をもたない言語は、
どんなに感動的でスケールの大きい話でも、だれもが心を動かしても、
審査員が読めないからという理由だけでノミネートされない。

私が何百人もいて、みんながそれぞれ違う言葉と違う国や地域を勉強していたら、
いろいろ教え合ってトリビア大会になって楽しかろうと思うのです。
残念ながら私は一人なんですけど。
ノーベル文学賞とか芥川賞にならない名作が埋もれているかもしれない。

そんななか、きのうのHMVで購入した本です。

中南米マガジン編集部編 『トッピング充実! メキシコ音楽タコス』

冒頭の編集部の方のおことばに感銘を受けました。
そして、本の半ばで母校の講師の先生が。ああ、やっぱりあの大学からんでるー。うれしい。

そうそう、わかんないとかあんまり知らないとかいってる間に、
おもしろいことがいっぱい手のひらからこぼれおちてるような気がしてしょうない。

メキシコ音楽、わたしもほんっとに知らないけど、
これを読んだらちょっとだけでも知ることができて、
誰かに教えたり、自分で聴いて識別できたりできるわけですよ。
言葉がわかんないとか距離が遠いとか、そんなのいってる間にこれを読んだらいい、っておすすめできる本です。

いいものはいい、それを教えてくれる本、おもしろいものや知識をありがたく享受できる本です。
日本語を話す私たち日本の人のために、初めてまとめられた本。

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読むべきです!

『U+U=W』、読んだほうがいいです。おすすめしたい。
いまちょうどピンときたのは加護ちゃんのことば。

> 素直じゃなかったときは、
> 自分に自信がなかったんだと思う。

自信がない、っていう言い訳を、だれもが抱えている気がする。
それは事実なんだけど、「自信がないからできません、やりません」じゃ何も始まらない。
やりたいなら、自信がなくてもやってみるしかないんだよ〜。

私はその覚悟は決めました。自信がなくてもやります。やれることをやります。
不安は誰でももっている。それを解消できるのはご自身だけ。
私たち、まわりにいる者はヒントを提供するくらいしかできない。

迷う人が、迷わないように、この本を読んでほしいと思いました。

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チラシ入稿

チェコ雑誌のチラシを作りました。
首脳陣がみんなてんでバラバラな場所にいるのと、時間の都合もあって
デザイナーさんと1対1でかなりの時間をかけて作りました。
デザインの方法論とか、理論をちょっと勉強したいと思いました。

チラシ印刷、まだ
100メートル走でいうと、スターティングブロックの調整時間みたいなもんだと思っています。
直したいところとか、ソフトの互換性とか確かめたいところはあるけど、
今のいままで粘って、なんとかチラシはこれでいけるだろう、ってところまでは来ました。
途中、これでもういい、って諦めたこともあったけど
でもやれることはやった。3時半だ。寝なくては。まじで。

あとは印刷所におまかせだ! まちがいとかズレとかないといいな。
なんかいろいろありましたが、勉強になりました。
執筆者からの原稿もあと3本まで来ました。
私も書かなくては。オイオイ。

来週はマンガを書きたいと思います。楽しみぃ〜。ウフフ。

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おちくぼんだりもしたけれど

わたしは元気です。mixiやってて、ココログ忘れてるだけで。エヘ。

心配していただいた方、
なにごとも私が社長になるための必然だと思ってるんで、
それだけに本人はなんとも思ってないので、どうぞご心配なく。

わたし、たぶん、自分や他人が思うより、強い。

今日はAERAを買って岡村靖幸の記事を読みました。
AERAは月曜発売らしく、3軒もコンビニとキオスクをまわって、やっと見つけたよ。
岡村ちゃんと同じ高校に通っていたらよかった。
いやしかし、そしたら、こんなに好きではなかっただろう。

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本作り

印刷物は、とても興味深い。

字や図で情報を伝える役目と、色や書体や配置で美しさやイメージを残す役目がある。

媒体としての機能と、品物としての機能。

チェコの絵本が売られ、買われているのは、後者の機能を求めてだ。

シンプルなことだけど、気付かなかった。
頭脳で受け取り理解する情報でなくて、五感をとぎすませて、きれいなもの、ていねいなものに集まっているんだね。

私も、そういうのが気になるのですよ。
情報の伝え方だけでなく魅せ方。
両方クリアしたらうれしいよなぁ。

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田村隆一『詩集1999』

ずっと買おうと思っていてついに注文した『詩集1999』。
はこから取り出し、扉を開いて、最初の詩の2行目。

「新潟の小千谷……」

という文字が目に飛び込んでくる。
おや、これは地震の被災地ではないか。
新潟には詳しくないけど、最近知った地名。地震で知った。

これは1999年の詩集。
わたしが目をつけてからも2年くらい経つ。
内容は初見なのに、このタイミングで小千谷である。

詩を読み進めていくと、小千谷がまた出てきた。
調べると、西脇順三郎の故郷だそうだ。これかな。

秋はあらゆるものを透明にする。

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PC画面と紙面

「電車男」書籍版をみた。
あんなにテーブル一つ平積みで占めるほどの本なのか。
それより「純愛カウンセリング」置いてくれよ。<某H東急の本屋さん

それにしても。

2ちゃんねるの顔文字が活字になると、ものすごい違和感ですねー。
新潮社がずいぶんPRしてるし、電車男自体の評判は高いけど、
あのアスキーアートつうんですか、顔文字と、それを紙にしたときのフォントの違いがすっごく気になる。
見た瞬間、「あ、これちがう」って思う。

あれは一回webで見た人が買うんでしょうか。
webを見てない人が買うんでしょうか。
うーん、謎。

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ほい、来た

2冊目が来た。

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うっそーん

『新編 ヴィーナスの腕』を買おうと思い立ち、朝の満員電車で携帯からアマゾンで申し込み。

「あ、友達にもあげたいから、もう1冊買おう」
と思い、注文数を2冊、にしたかったのですが、
携帯からだと、商品を選択して買う、というアクションしかできないらしく
2冊目を買おうとしたらエラーが。

えぇぇと思いつつ、「ま、もう1冊は家に帰ってから注文すればいいか」と
家に帰って1冊注文。

今日、配達状況を確認したら、いまうちに1冊が届いていました。
もう2冊が、それぞれ運ばれている最中のようです。
うぎゃー、あたし、3冊買ってんじゃん!!!!

アマゾンの携帯サイトで、複雑なことはやめましょう。
サイフェルトが3人うちに来ると思えば幸せだからよかったんですが。
これ、別の本だったら怒るところだわよ。

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散歩の達人6月号

散歩の達人6月号、特集は「31歳からのカフェ&喫茶店」。

突然会社を辞めてカフェを始めた人のインタビューが何件か。
突如決意して、会社を辞めたという人もいれば、
決意してその当時の仕事をがんばって貯金して数年後に辞めたという人もいる。

そっかー。いっぱいあるんだなぁ。店主の好きな本を置くカフェって。

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『ベラ・チャスラフスカ−最も美しく』

『ベラ・チャスラフスカ−最も美しく』読了。

細部はいろいろ勉強になったけど、やっぱりちょっと違ったなーと思う。
東京オリンピックの思い出や女子体操を追う人は楽しいかもしれないけど
チャスラフスカさんのことで、私に新しい情報はなかった。
そして、チェコを知りたいという私にはちょっと足りなかった。

チェコもチャスラフスカさん一人の人生も
一冊の本になるほど、まとめて話せるものじゃない、ということはいえるんだけど
それゆえに、本にした理由を探してしまった。
でも、著者と私の探しているところがちがったらしく、見つからずに終わってしまった。

じゃあどこから掘り下げたらいいのかって、私もわからないけれど
日本にたくさんのチャスラフスカさんファンが未だ多いということを確認できてよかったと思う。

Vazena pani Caslavska, v Japonsku jeste zije vzpominka o Vas. Dekuji a preji Vam mnoho stesti.

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役割

司馬遼太郎の名言集みたいなものを呼んでいる。
ビジネスマンが読みそうだから、ビジネスをちょっとでもやろうとするなら関心がもてそうかな
とおもって買った。

まだ半分くらいだけど
全般をとおして、一貫して流れる諦観。そしてある程度の知恵。
人間関係にかかわる名言もたくさんあるが、納得する部分や、まだ私にはわからないなと思うこともある。

自分を戒めたいと思う。
また正しさの客観的基準として、他の人の評論を読むのは楽しいと思う。

昨日友達と話していて思ったが、人にはそれぞれに役割がある。
私はそれを見きわめて、うまく生かすほうこうへ、見ていきたいと思っている。

眠る薬が効いてきたので寝る。
明日起きられるかな♪

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ことば

「いいアイディアなら、いいからやってしまえ。許可を得るより、謝るほうがずっと楽だ」
「編集者の基本姿勢は読者におもねることではない。そして編集者自身が『読みたい』企画は、必ずや読者の心に届く筈だと、未だにぼくは信じている」
「反対されるものこそ売れる」

雑誌「編集会議」6月号、「企画が沸いてくる100の言葉」より。

この雑誌の編集長って、私の大学の先輩にあたる方なんですが、
何度かお姿を拝見したり、直接彼の講座を受けて言葉を交わしたこともあるのだけれど、
それにしても、あの方がつくる雑誌のおもしろさはいわずもがな、
すらりとして几帳面な姿勢、仕立てのいいスーツ、ちょうどいいロマンスグレー、
わたしの憧れの人の座上位にいらっしゃいます。

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中南米マガジン

私がチェコマガジン(仮)をつくるにあたって、参考にならないかと、
ブラジルのファンジン(ファン+マガジン=ファンジン)をさがしに行ってきました。

が、置いてなくて、似たような『中南米マガジン』を発見して、購入してきました。500円。
『中南米マガジン』はB6サイズで、表紙は2色、誌面はスミ一色の、地味なつくりですが、
中南米にゆかりのある著名人にインタビューをしたりしていて
とても濃い雑誌でした。

で、たぶん編集長の方がそうなんだと思うんだけど
広く、深く、中南米を追いかけていらっしゃるようで、とてもおもしろく読みました。
後半、編集長の独白っぽいコラムや日記など、中南米と少し離れ、個人で編集をするのがどんなに苦労の連続かを記した部分はたいへん参考になりました。

「中南米の雑誌を作りたい」と言い「そんなの絶対ムリ」って言われたんだそうです。

それ、まさに私もそういう言われ方をされかねないことに首とカネを突っ込もうとしています。
ムリなのかどうか、やってみようじゃないのさ、と度胸をもたされております。

『中南米マガジン』は現在14号が発刊されていて、大手書店やタワーレコード、HMVなどに置いてあるそうです。
立派ですよね。営業活動の苦労がしのばれます。
わたしももうちょっと勉強をしなくては。

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雑誌の行方

ある方がインターネットでサイトが口コミで広まって、大人気サイトとなりました。
それまではそんなに気にしていなかったんだけど、たしかにおもしろいサイトで、詳しくはわかんないんだけど、200万ちかくヒットがあったと思われる超有名サイトでした。

しかし、その管理人さん、会社をお辞めになって、有限会社を作ったそうです。
会社を作った、という部分の苦労話を会員以外にもちらほら漏らしていて、
「わ、参考になる」と思ってついつい賛助会員になってしまいました。

基本的に管理人さんは、個人ではできなかったことやハードルが高かったことを、組織として行えば順調にいくんじゃないか、という目論見でつくったらしく、有限会社は、
その方のつくる会報や、その方の趣味でセレクトされた趣味のイベントや物品の販売、書籍の販売などをおもな生業にいていて、資本金のほかに、賛助会員制度を設けています。
その管理人さんのセレクトなら信じられる、セレクトされた品物が流通されたら手に入れたいという方々が賛助会員になって、半年ごと会費を3000円支払います。

この活動、賛助会員はおそらく300名以上になったみたいです。
わたしも、その方の有限会社の日々の苦労が読めるのがうれしくて会員になっています。

で、会報がPDFファイルで送られてくるんですね。
紙じゃなくて、ダウンロードしてきて。
で、会報といえば紙で、コレクションして、っていうのが私には当然だったので、
PDFは読みにくそうだなぁって思っていたのですが、そんなことはほとんど気にならず。
読みたい文章だったら、形態が何であってもぐいぐい引き込まれます。

そして、発見したのは、PDFファイルの自由さでした。
何ページでもよくって、どこにカラーページがはさまっていてもよくて、
紙で残したいという人は自分でプリントアウトをすればいい、というもの。

今まで印刷業界では、超大きい紙を折って、その縁を切って本にするのが基本でしたから
カラー写真になるページも前後で対照だったり、16の倍数じゃないとお得ではない、という制限があったりしました。
でも、webだとそういうのいっさいないんですよね。

PDFっていうのも、いいのかも。

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